About
MOTHWING
MOTHWINGについて
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Your Wings
MOTHWINGは、開発者自身が日常的に悩まされていた「肩の負担を軽減したい」という思いから生まれました。従来のキーボードは肩が狭まり、首に負担がかかるデザイン、更には手の形に合っているとは言えない構造。
キーボードには改善するべき点がまだまだあると感じています。
MOTHWINGがこれらの課題を改善し、全てのハードなデスクワーカーに快適な仕事環境を提供します。
“Spread your wings”のメッセージを元に、
思考とアウトプットを隔てるあらゆる障害を飛び越え、想像力を掻き立てる翼となれることを願っています。
Developer
開発者
みんなが心地よく使い始められる分割キーボードを生み出したい。と思い立ち、チームに声をかけ、約2年前にMOTHWINGのプロジェクトがスタートしました
Interview
MOTHWING開発のきっかけは、現ソフトエンジニアである開発者が自身の ”毎日のように悩まされる肩の負担を軽減したい” という思いから始まりました。
従来のキーボードは、肩が狭まり、首に負担がかかるデザインが主流であり、それに加えて
・エンターキーやバックスペースは一番使うのに遠くにある
・親指は一番強いのにほとんど活用されず小指ばかり酷使している
・手の形は山形(中指が一番長い)なのにキーボードは四角い
など改善すべき点がまだまだあると感じていました。
そんな中、当時日本でも盛り上がりを見せていた自作キーボードに手を出し、キットを買っては自作で分割キーボードを作成し始めました。使い勝手の良さや疲れの溜まりにくさに感動し、自作の分割キーボードにどハマりしていまして、数十台を自作しました。その反面、”あくまでも「自作」なので、一つ一つ1から制作しなければいけない大変さ” や、”故障のしやすさ” という面も感じていました。
そんな時、だったら「みんなが心地よく使い始められる分割キーボードを生み出したい!」と思い立ち、チームに声をかけ、約2年前にMOTHWINGのプロジェクトがスタートしました。
私自身、Daily Craft Keyboardさんの自作キーボードキット「Claw44」に惚れ込み、愛用しておりましたため、より多くのみなさまに届けられるよう、ぜひ商品化させてくださいと頼み込み、ベースレイアウトの使用許可をいただきました。
秀逸なベースレイアウトの上により快適さを追求するべくチームと何度も構想を練り、使用感・打鍵感・機能面・デザイン性、全てを惜しまない仕様にこだわり抜いています。
MOTHWINGは全てのハードなデスクワーカーのために、快適な仕事環境を提供します。
How to Use
Why 44keys
MOTHWINGが44キーである理由
MOTHWINGは44個のキーで成り立っています。44キーというのは、移動を最小限にできる最大のキーの数です。
まず、MOTHWINGのホームポジションからご説明いたします。真ん中の行の内側から2番目の位置に人差し指を置いた形、これがMOTHWING上でのホームポジションです。
実際にMOTHWINGに手を重ねていただくと、親指側にキーが4つ、残りの指側に18キーあるかと思います。ホームポジションに親指以外の4本の指を置いて左右上下にキー1つ分、指を移動してみてください。すると、ホームポジションから1キー分だけの指の移動で、18キー全て網羅できることが分かります。
18キーが左右にあるので、合計36キーが、メインのキーとしてあることになります。理論上この36キーにタッチする際は、ホームポジションから指を1キー分だけ移動すれば、全てのキーにアクセスできるように設計されています。
それにプラスして親指キーが4つずつ左右にありますのでメインキーと合わせて44キーというような計算でできています。
Cheat Sheet
Layerの概念
MOTHWINGには、Layer0〜Layer2まで3つのLayerを設けております。MOTHWINGのキー数は44キーですが、Layerを設けていることによって、44×3Layerで132個キーがあるので通常キーボードの110キーより多くのキーを網羅できる仕組みになっています。
早速、Layerの概念についてお話させていただきます。※チートシートと照らし合わせてご確認ください。
Layer 0
Layer0がQWERTYなどの一般的な普通のキーボードの使い方ができるLayerとなり、ホームポジションには通常キーボードと同様FとJがあります。
Layer 1
通常のキーボードと比較していただくと、通常キーボードは4列以上あり、上段の1列には数字のキーが存在します。しかしMOTHWINGは3列での構成であるため、数字のキーはデフォルトには存在せず、Layerを切り替えることでアクセスできる構成となっています。
実際に数字を入力したい際は、右手キーボードの親指側の左から2番目のキーを長押ししながら1番上の段のキーを押していただくと、Layerが1に切り替わり数字を入力することができます。
またLayer1は矢印を入力する際にも使用します。矢印キーはLayer0(デフォルト)でいうHJKLに値します。)
数字キーを入力する時と同様に、右手キーボードの親指側の左から2番目のキーを長押ししながらH(←)J(↓)K(↑)L(→)を押していただくと、Layerが1に切り替わり数字を入力することができます。
Layer 2
Layer2は基本的にはLayer1のキーにシフトを足していただくイメージになります。左手の親指キーの右から2番目のキーを押しながら他のボタンを押すとLayer2に切り替わります。
例えば、Layer1に切り替えた場合に数字の1がある場所をLayer2に切り替えて押すと「!」が出てきます。通常キーボードではShiftと1で「!」が出てくるかと思いますが、MOTHWINGではLayer2に切り替えて上げることでLayer1のキーにShiftを効かせたものが出てくるようになります。ですので、基本的に記号キーを入力したい際は、Layer2に切り替えて上げることで入力していただけます。